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Romance夢紀行

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Untouchable/クレスリー・コール あらすじ


Deep Kiss of Winter DEEP KISS OF WINTER (Immortals After Dark) [ Kresley Cole ]

<あらすじ>Murdoch Wroth will stop at nothing to claim Daniela the Ice Maiden -- the delicate Valkyrie who makes his heart beat for the first time in three hundred years. Yet the exquisite Danii is part ice fey, and her freezing skin can't be touched by anyone but her own kind without inflicting pain beyond measure. Soon desperate for closeness, in an agony of frustration, Murdoch and Danii will do anything to have each other. Together, can they find the key that will finally allow them to slake the overwhelming desire burning between them?


※ ※ ※ ネタバレあります ※ ※ ※ 

辞書で確認せず、記憶に頼っててきとーに書きなぐっていますので、内容が間違っていても笑って読み流せる方だけ読んでくださいね

Untouchable(Deep Kiss of Winter収録)


ヒーローはロス4兄弟のひとり、エストニアの戦士だった人間時代には放蕩もので鳴らしたマードック。ミストを求めてニューオーリンズにきたニコライ・ロスにつきそってきました。ミストが現れたら消えてくれ、とニコライに頼まれて、自分の狩りにでかけることにしますが・・・

気 になる存在を追跡していくと、そこには妖精のような姿で、とがった耳を持つ女性が。後姿しか見えないにもかかわらず、ヴァンパイア化されてはじめて顔を見 たいと思わせるような存在でした。氷の乙女ダニエラも跡をつけてくる気配を察し、姿をくらまそうとしますが、追い詰められていきます。次の瞬間には、氷男 (?)が放った炎の毒を塗った矢に何本も射抜かれてしまい、不死の存在であっても瀕死の重傷を負ってしまいます。そこにマードックが現れます。襲われて血 を流す名前も知らない女性の姿を見て守ってあげないという本能がこみあげ、猛烈に凶暴化し、自らも大怪我を負いつつも、なんとか8人の敵の首をあげ、安全 な場所へ避難させます。

戦いの途中で血が通い、彼女が自分の花嫁だと感じます。自分も大怪我で血が足りない状態ながら、献身的にダニエラを介護するマードック。怪我などで流れた血に猛烈に飢餓感をかき立てられながらも、冷蔵庫の人工血液で飢えをしのぎます。


他 人に触れられると痛みを覚えるダニエラは2000歳を超える無垢の乙女。まわりのヴァルキュリーから恋花ばかりを聞かされ、知識こそ豊富なものの、実際に は恋人を作ることはできないためファンタジーのなかの恋人、想像ばかりがたくましくなってしまう、夢見がちな女性です。自分がマードックに血を通わせたこ とに気づき、ヴァンパイアだったとしても、自分だけを求めてくれる素敵な男性の恋人になりたいと、どんどん彼に惹かれていきます。


マードッ クはローアの知識もなく、突然血が通ってしまい(=花嫁があらわれ)、彼女は好ましい女性だけれども、触ると痛いおもいをさせてしまう女性とどうやって恋 人関係を築くことができるだろうか、そもそも自分はこんな突然に縛られたくはないと、花嫁に猛烈に惹かれている身体とはうらはらに、頭では永続的な関係を 受け入れようとしません。恋人同士になっても、マードックの尻込みを感じたダニエラが今度は態度を硬化させ・・・


「俺は花嫁を捨てる初めてのヴァンパイアになる」とかなんとかマードックがいい放ち、派手に喧嘩した二人。王のクリストフに兄ともど も呼び出されたマードック。ミストが兄の花嫁だとわかり、彼女の血を飲んでも目が赤くなっていないことが確認されたことで、フォーベアラーの掟に特例を設 け、不死の花嫁からは血を飲んでもよいという許可がおります。マードックが自分自身の花嫁もヴァルキュリーだと王に認めると、花嫁からできるだけローアの 情報を得るようにという指令が下ります。また残酷なイーヴォが誰かを探してルイジアナに出没しているようなので、おそらくミストが狙いだろうから、彼女を 守るようにと。

部下二人とルイジアナに移動すると、道を歩いているダニエラが! ニクスを探しているようです。ローアのことは何もわからず、 ミストを守ろうにも、彼女がどこにいるか見当もつかないマードックは、ダニエラと取引をして、同行させてもらうことにします。バーに行くとデーモンのデシャイザーがいて・・・。


ニクス行きつけのブードゥーグッツ店(?)ではニクスの居場所がわからなかったので、ミストが店からでたところで携帯に電話してみるとニクスの着信 音がすぐそこで鳴っている! 捕まえて話を聞いてみるものの、相変わらずとんちんかんな受け答え。ライキーの双子ともう一人が近づいてきています。「ミス トは自分でなんとかできるだろうから、貴女はここを離れて」マードックがテレポートした先は、厳寒のシベリアにある男爵の狩猟小屋。戦争の戦利品として入手した建物と領地のようです。

氷 の女王の娘でもあるダニエラは、久しぶりにみる雪に興奮し、戯れて、氷の乙女らしい姿へと変化していきます。女性にかけては自制心の塊と自負するマードッ クですが、より美しく変化し、次の行動の予想がつかないダニエラからは少しも目が離せず、自己コントロールは崩壊寸前、完全に魅了されています。

ダ ニエラに惹かれすぎて自制心を失う自分が好きになれず、距離を保とうとマードックは狩猟小屋を離れます。ダニエラから連絡がないのは電話をかけられない状 況なのかもしれないと自分に言い訳しつつ1週間後に戻ってきたマードックがみたのは、すべての窓とドアが開けはなたれ、部屋や壁などすべてが氷に覆われ、 氷の彫刻が飾られて完全に模様替えされてしまった屋敷の主寝室で、すやすや眠っているダニエラでした。

携帯をチェックすると自分に連絡をとった気配もないため、また屋敷を離れてしまいますが、デンパイア(デーモン+ヴァンパイア)3匹を連れた残酷なイーヴォに襲われ、瀕死の怪我を負わされたとき思い出したのはダニエラの顔でした。

マードックは回復後ダニエラのもとに戻ると、そばにいさせてほしいと頼みます。 ダニエラは自分の気持ちが固まるまで、周囲には自分のことを秘密にしておいてほしいということ、彼女の血を飲まないことを条件に彼を受け入れます。


ダ ニエラたちが狩猟小屋で過ごしている間に、姪のエマラインがヴァンパイアの王デメストリューとイーヴォを滅ぼし、ライキーの王と結婚し、ヴァンパイア世界 は小さな勢力に分かれたため、すぐにせまる危機はなく、二人は解決できない悩みを抱えているものの、楽しく落ち着いた生活を送っています。

ニ クスから連絡があり、マードックの兄ニコライとミストも結婚し、マードックの弟セバスチャンもタスマリンハイで優勝し、トラーネの鍵とケイドリンを勝ち取 り、ケイドリンの妹たちを取り戻して幸せな生活を送っていると言ってきました。そして魔女の期待の星マリキータが本来の能力に目覚めたので、人に触れられ ると痛みを感じるというダニエラの悩みを解決できるのではないか、と。


ダニエラに母の故郷の氷の王国からの使者がやってきます。女王になってほしいという要請でした。使者の戦士には触れられても痛みを感じず、人との触れ合いに飢えていたダニエラは、さらにキスをしてみたいという好奇心を抑えられず、戦士からの誘いに応えてしまいます。


使者にキスされているダニエラを見てしまったマードックは独占欲で逆上し、ダニエラから血を飲んでしまいます。ダニエラは痛みに苦しむことに・・・。女王となるダニエラを守ろうと戦士がマードックを氷に閉じ込め、彼女と氷の王国に去って行ってしまいます。


彼女との別離と、怪我を負ったマードックは、このイライラを戦いにぶつけようと兄ニコライからの招集に応えて向かいますが、掟に反してコンラッドをかくまっていたことが王クリストフにばれてしまい、ロス3兄弟は軟禁状態に。数 週間にわたる軟禁期間中に、マードックは自分にクマができ、兄弟たちと違って寒い部屋でも寒さを感じず、むしろ快適に過ごせていることに気が付きます。そ して同じくヴァルキュリーを花嫁としている兄弟たちを観察するうちに、血を飲むことで、相手の力を取り込むことになるのではないか、自分が氷の能力を持つ ようになればダニエラとのふれあいに支障がなくなるのでは? と考えるようになります。

コンラッドが花嫁ナオミを助けるために、軟禁場所 に 乗り込んできて、王クリストフと話をつけ、軟禁から解放され、マードックはようやくダニエラのもとへ向かうことができるようになります。 血を飲むことで自分たちが触れ合えるようになるかもしれないということを、ダニエラに知ってもらわなければ。

なんとか氷の王国にたどり着き、女王になったダニエラと会うことができたマードック。自分の仮説を話し、どうか自分を信じてほしいと頼みます。どこであろうと君のいる場所が自分の居場所だと。


お互いの体温に痛みを感じながら、ダニエラの血を吸うマードック。マードックの仮説は正しいのか、結果を待つ二人。寒いはずの部屋が快適に感じられるようになってきて・・・血液に効果があったことがわかりました! お互いに触れ合えることを喜び、相手以外目に入りません。長らく募らせてきたお互いへの好奇心を心ゆくまで満たし、気持ちを確かめあいます。


二 人で一緒にいるために、ダニエラは自分を迎えに来てくれた戦士にいくつかの条件とひきかえに女王の地位を譲ることにします。戦士は自分はまた結婚すること はないので、後継者がいないまま自分が死ぬことがあれば、ダニエラが女王に復位してほしいという条件で王になることを受け入れます。


オブラク山では兄弟とパートナーが集まり、トラーネの鍵を使ってロス達の姉妹を現代に連れてくる作戦を会議中です。姉妹は現代に適応するのに苦労するかもしれないけれど、みんなが助けてあげられると。ダニエラとマードックには幸せな永遠が待っているようです。


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それぞれの種族が否応なく巻き込まれ、種族の滅亡がかかる争いとなる大決戦が近づいている!? ローアを舞台にしたこの一連のシリーズをもっと読みたいですね! 



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